有松ゼミナール VOL.6

テーマ:「伝統文化を守る心の醸成」

有松ゼミナールVol.6は『伝統文化を守る心の醸成』をテーマに開催しました。
第1部は講師の小川芳範氏とご一緒に重要伝統的建造物群保存地区に選定された有松の歴史ある町並みの見学会を、第2部は講師の小川芳範氏の講演会を、第3部では、講師の小川芳範氏と有松あないびとの会でガイドを実践されている加藤明美氏と当会の事務局長の山口ゆずみ、そして参加者で、有松の明日について議論を行いました。今後の「まちづくりの方向性」と「より具体的な活用」を考える機会となりました。
一般の参加者や有松あないびとの会の方々も多数参加して下さり、地域における歴史的建造物の保存と活用の重要性を知る貴重な機会になりました。

■参加人数:42名

開催概要

日時

2018/12/9(日) 13:30~16:30

会場

有松地内&竹田家住宅三番蔵

主催

特定非営利活動法人コンソーシアム有松

内容

■第1部 まちなみ見学会 13:30~14:30

講師の小川芳範氏とご一緒に、重要伝統的建造物群保存地区の有松地内を歩いて見学しました。

■第2部 講演会 15:00~16:00

会場:竹田家住宅・三番蔵
講師:小川芳範氏

講師の小川芳範氏から、有松以外の重要伝統的建造物群保存地区の事例と、有松との違いを話されました。そして、町家の修復や来訪者の受け入れ、地元の態勢などについて具体的な提言をされ、なかでも、地域コミュ二ティーが「町並みはわたしが守る」の意識を常に持つ事が、より良い町並みを創ることに繋がるとの、お話がありました。

■第3部 鼎談 16:00~16:30

会場:竹田家住宅・三番蔵
司会:小川芳範氏 加藤明美氏 山口ゆずみ氏

講師の小川芳範氏と有松あないびとの会でガイドを実践されている加藤明美氏と参加者で、古くて新しい町・有松の明日について、議論を行いました。